それって本当?お客さまは結構敏感です。
※こちらは、旧アメブロ(xn--dck0a5dvc1escc)の記事を移行したものです。
・あなたはどんなサービスをしていますか?
・あなたのサービスの特徴は何ですか?
・その仕事をしている理由は何ですか?
という質問に即答できますか?
と、2014年1月10日の記事で聞きました。
もし、この質問に即答できるとしたら、その次の質問、
・質問の応えに対して、ちゃんと腹落ちしていますか?
には、答えられますか?
こんにちは、ブランディング戦略コンサルタントの松下一子(まつしたいちこ)です。
この質問のポイントは、
・頭で理解できている
のと、
・気持ちが納得できている
の両方そろって始めて、腹落ちできている?を確認しています。
お客さまは、実は、とっても敏感。
頭だけで納得して気持ちがついていっていない文章や言葉には、違和感を敏感に察知します。
違和感を感じると、お客さまは不安になって、他の人のところへ行ってしまう。
だからこそ、頭の納得と気持ちの納得は、とても大切です。
とはいえ、何でも正直に言えばいいというわけでもない。
以前の私がそうでしたが、
・ファッションは好きではないし、苦手
・だけどイメージコンサルタント(ファッション・見た目のアドバイス)をしています。
と説明したら、お客さまは「この人は、なんで好きではないこと、苦手なことを仕事をしているんだろう?」や、「そんな人にお願いして、自分のことを親身に見てくれる?」と不安になると思います。
折しも、世の中「好きを仕事に」「得意を仕事に」というブームのまっただ中。
そんな中、「好きじゃない」「苦手」っていうワードは、ネガティブな印象を与えます。
実は、「好きじゃないけど、好きじゃなくても何とかなる」「苦手だったけど、やり方がわかれば苦手でも何とかなる」という事を伝えたかったんですが、「好きじゃない」「苦手」という言葉の印象が強くて、届きませんでした。
どんなに自分が思っていても、届かないと意味がありません。
もし、私がイメージコンサルタントの仕事を続けるなら、もっと伝え方を工夫する。
好きじゃない、苦手でも、続けられる情熱の源をしっかり探して、ネガティブなスタートをポジティブなゴールに結びつける必要がありました。
お客さまは、
・現在の困っている状況を脱却したい。
・マイナスの状態をゼロ、またはプラスに持って行きたい。
・自分にサービスをお願いすると、こんな明るい未来が実現するかも
と、期待しているんです。
そのためには、サービスを提供する自分自身が、プラスなイメージで、納得(腹落ち)してサービスを提供していることが重要。
私自身、ネガティブな動機で仕事をスタートしていますし、行動のきっかけは、ネガティブな心理状態であることが多い。
でも、【そのネガティブをプラスに変えるために活動している】【ネガティブな思いを持つ人の気持ちがわかる】ということに気づいてから、ちょっとポジティブな表現ができるようになりました。
ここの変換は、最初は難しいですが、やってるうちに慣れていきます。
なので、ぜひやってみて下さいね。
難しければ、私に限らず、プロに聞いてみる。
プロではなくても、そういうのが得意な人に相談してみるというのもいい。
一人でできないからって気にすることはない。
どんどん、詳しい人、上手な人に頼って、さっさとその状況から脱却する、がオススメです。
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